はいさい、ぐすーよーちゅーうがなびら。
　航海安全、豊漁を祈願する港川ハーレーが25日に開かれました。過去3年、新型コロナの影響で開催見送りや規模縮小を余儀なくされていましたが、今年は4年ぶりに本格的に実施され熱戦が繰り広げられました。

　職域ハーレーや親善ハーレーなどに39チームが参加。
　職域ハーレーで優勝を勝ち取ったのは、南与座分屯地。こぎ手らは掛け声に合わせて、懸命に櫂を漕ぎ、水しぶきを上げながら、海面を突き進む船の一進一退の競漕に観客もくぎ付けになりました。
　ハーレー体験学習に地元の子どもたちが出場し、元気よく爬龍船を漕ぐ姿に観客席から「頑張れー」の声や指笛が響いて盛り上がりました。

　ハーレーの後には、集落内の拝所へ無事に開催できたことを報告する御願を行いました。

　同時開催の全島角力大会が港川漁港の特設会場で行われ、離島を含む全島から集まった力自慢の選手が力と技を競い合いました。
　相手をつり上げて豪快に投げ飛ばしたり、巧みな足技で倒すなど、見ごたえのある取り組みが相次ぎ、詰め掛けた観衆を沸かせて、午前に催されたハーレーにも負けない盛り上がりを見せていました。

　多くのご来場ならびにご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。いっぺーにふぇーでーびたん。
　来年も港川漁港でお待ちしております。