はいさい、ぐすーよーちゅーうがなびら。
　辺野古新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は2日、米軍キャンプ・シュワブゲート前で「県民大行動」に取り組み、1000人以上が結集しました。

　国が玉城デニー知事から権限を奪い、新基地の設計変更を承認した「代執行」をめぐる訴訟で、県の上告を不受理とした最高裁の不当極まる決定に、怒りのコールが湧き起こりました。
　オール沖縄会議の稲嶺進共同代表は、国の主張の丸のみで三権分立を自ら否定した司法に怒りを述べつつ、「デニー知事が県民の先頭で国の暴挙を絶対に許さないと頑張っている」と力説。新基地はできるわけがないと語り、知事を支えて心ひとつにたたかい続けようと力を込めました。

　代執行の取り消しを求める住民訴訟の原告や参院会派「沖縄の風」の伊波洋一、高良鉄美両参院議員も諦めずたたかう意義を強調。デニー知事の地域外交を後押ししようと「宜野湾ちゅら水会」の宮城優さんは、県地方外交基本方針案へのパブリックコメントを広げようと呼びかけました。

　県統一連の瀬長和男事務局長は、国が大浦湾埋め立てを強行したものの、投入土砂は決して多くないと指摘。県外からの土砂搬入を規制する条例を制定した与党県議団の力が生きているとして、「6月の県議選は絶対に負けられない。与党多数を必ず」と訴えました。