選挙
【沖縄県知事選挙・沖縄県議補選】玉城デニー&上原カイザ当選 新時代沖縄のさらに先へ!(動画)
はいさい、ぐすーよーちゅーうがなびら。
辺野古新基地建設の是非を最大争点に、コロナ禍からの経済回復などが問われた沖縄県知事選が11日、投開票され、新基地反対を貫き、普天間基地の危険性除去と閉鎖・撤去を訴えた「オール沖縄」の玉城デニー知事が 33万9767票を獲得し再選を果たしました。2014年11月の翁長県政以来、「オール沖縄」は3連勝です。
岸田自公政権の全面支援を受け、辺野古新基地推進を真正面に掲げた前宜野湾市長の佐喜真淳氏との事実上の一騎打ちで、投票箱のふたが閉まった直後に当確の報が伝わる圧勝となり、県民の新基地反対の揺るぎない圧倒的な民意が示された歴史的勝利となりました。
午後8時すぎ、那覇市の会場で当確を受けたデニー知事は、カチャーシーを舞い、集まった支援者と喜びを分かち合いました。
「2期目のかじ取りを任せていただきました。本当にありがとうございました」とあいさつしたデニー知事。記者団から「どのような民意が示されたか」と問われたデニー知事は、「間違いなく今回は辺野古の新基地建設が大きな争点だった」と述べ、2014年の翁長雄志前知事と自身が初当選した18年の知事選、7割超が埋め立て反対とした2019年の県民投票とともに「今回の明確な争点となった私の2期目の再選。この県民の思いはやはり1ミリもぶれていないという結果だ」と強調しました。
新基地を止める方策について問われ、デニー知事は、軟弱地盤の改良工事に伴う国の設計変更申請を不承認としていることを挙げ、「沖縄県はすでに結論を政府に対して出ている。基地を認めることはできない」と指摘。著しい環境破壊や法の要件に合致しない点があることを「日本政府が認めてこそ本当の法治国家の姿だ。これからもしっかりただしていきたい」と述べました。
首里城火災やコロナ禍、軽石漂着など「災害級」の事態に対処する中で、新基地建設を強行する国と対峙してきたデニー知事。若者や女性などへの支援構築にも言及し「人生のあらゆる世代・段階でセーフティーネットを作っていきたい」とし、「誰一人取り残さない、誇りある豊かな沖縄を目指して前進したい。先頭に立って全身全霊で頑張っていく」と決意を示しました。
那覇市長選に出馬する翁長雄治さんの県議辞職に伴う沖縄県議会議員補欠選挙(那覇市・南部離島区、欠員1)も同日投開票され、「オール沖縄」の上原快佐さんが4万4302票を獲得し初当選を果たしました。議長を除く県議会与野党構成で、玉城デニー知事を支える与党が1議席上回り、デニー知事にとって安定した県政運営の基盤を維持することになります。
カイザさんは当選について「知事を支える与党として、県民の皆様がデニー知事の政策をしっかり進めてほしいという意味合いでの当選。野党や中立が勝った場合には、知事が進めたい政策が進まなくなる可能性が非常に高かった」と受け止めを語りました。
任期中の取り組みは「選挙期間中になによりも訴えてきたことは、社会的に弱い立場の方たちに対して、セーフティーネットをさらに拡充していくことと、私自身が離島で育ってきたこともあるので離島振興に力を入れていきたい」と決意を述べました。
辺野古新基地建設について、「明確に知事選において辺野古反対の民意は示されたと考えています。具体的にどう止めていくのかということですけれども、これは至って簡単シンプルで、日本政府が県民の民意を尊重すれば良いだけの話です。岸田総理は聞く力ということを仰っておりますので、その聞く力を遺憾なく発揮すれば簡単に止まる」と鋭く指摘しました。
先島諸島への自衛隊配備については、「住民の分断を持ち込むような形での基地建設は許されるものではない」との考えを示しました。
同時におこなわれた地方選挙は、日本共産党候補18人全員当選。定数6の渡名喜村で党2議席は、議席占有率で33%、全国1となりました。
宜野湾市長選挙では及ばなかったものの、大宜味村長選挙で新たに「オ―ル沖縄」の友寄景善さんが勝利することができました。
沖縄では、参議院選挙に続き県知事選へのご支援をいただきましたが、引き続き、空白克服をめざす今帰仁村議選(9月18日投票)と、うるま市議選(10月2日投票)、そして「オール沖縄」市政の継承・発展めざし、豊見城市と那覇市の市長選挙が行われます。豊見城市長選挙(10月9日投票)では、現職の山川仁市長が2期目に挑戦、那覇市長選(10月23日投票)では、翁長雄治さん(新人・前県議)が初挑戦します。
大切な選挙が続きます。重ねてみなさんのご支援をお願いしまして、報告とお礼とさせていただきます。






辺野古新基地建設の是非を最大争点に、コロナ禍からの経済回復などが問われた沖縄県知事選が11日、投開票され、新基地反対を貫き、普天間基地の危険性除去と閉鎖・撤去を訴えた「オール沖縄」の玉城デニー知事が 33万9767票を獲得し再選を果たしました。2014年11月の翁長県政以来、「オール沖縄」は3連勝です。
岸田自公政権の全面支援を受け、辺野古新基地推進を真正面に掲げた前宜野湾市長の佐喜真淳氏との事実上の一騎打ちで、投票箱のふたが閉まった直後に当確の報が伝わる圧勝となり、県民の新基地反対の揺るぎない圧倒的な民意が示された歴史的勝利となりました。
午後8時すぎ、那覇市の会場で当確を受けたデニー知事は、カチャーシーを舞い、集まった支援者と喜びを分かち合いました。
「2期目のかじ取りを任せていただきました。本当にありがとうございました」とあいさつしたデニー知事。記者団から「どのような民意が示されたか」と問われたデニー知事は、「間違いなく今回は辺野古の新基地建設が大きな争点だった」と述べ、2014年の翁長雄志前知事と自身が初当選した18年の知事選、7割超が埋め立て反対とした2019年の県民投票とともに「今回の明確な争点となった私の2期目の再選。この県民の思いはやはり1ミリもぶれていないという結果だ」と強調しました。
新基地を止める方策について問われ、デニー知事は、軟弱地盤の改良工事に伴う国の設計変更申請を不承認としていることを挙げ、「沖縄県はすでに結論を政府に対して出ている。基地を認めることはできない」と指摘。著しい環境破壊や法の要件に合致しない点があることを「日本政府が認めてこそ本当の法治国家の姿だ。これからもしっかりただしていきたい」と述べました。
首里城火災やコロナ禍、軽石漂着など「災害級」の事態に対処する中で、新基地建設を強行する国と対峙してきたデニー知事。若者や女性などへの支援構築にも言及し「人生のあらゆる世代・段階でセーフティーネットを作っていきたい」とし、「誰一人取り残さない、誇りある豊かな沖縄を目指して前進したい。先頭に立って全身全霊で頑張っていく」と決意を示しました。
那覇市長選に出馬する翁長雄治さんの県議辞職に伴う沖縄県議会議員補欠選挙(那覇市・南部離島区、欠員1)も同日投開票され、「オール沖縄」の上原快佐さんが4万4302票を獲得し初当選を果たしました。議長を除く県議会与野党構成で、玉城デニー知事を支える与党が1議席上回り、デニー知事にとって安定した県政運営の基盤を維持することになります。
カイザさんは当選について「知事を支える与党として、県民の皆様がデニー知事の政策をしっかり進めてほしいという意味合いでの当選。野党や中立が勝った場合には、知事が進めたい政策が進まなくなる可能性が非常に高かった」と受け止めを語りました。
任期中の取り組みは「選挙期間中になによりも訴えてきたことは、社会的に弱い立場の方たちに対して、セーフティーネットをさらに拡充していくことと、私自身が離島で育ってきたこともあるので離島振興に力を入れていきたい」と決意を述べました。
辺野古新基地建設について、「明確に知事選において辺野古反対の民意は示されたと考えています。具体的にどう止めていくのかということですけれども、これは至って簡単シンプルで、日本政府が県民の民意を尊重すれば良いだけの話です。岸田総理は聞く力ということを仰っておりますので、その聞く力を遺憾なく発揮すれば簡単に止まる」と鋭く指摘しました。
先島諸島への自衛隊配備については、「住民の分断を持ち込むような形での基地建設は許されるものではない」との考えを示しました。
同時におこなわれた地方選挙は、日本共産党候補18人全員当選。定数6の渡名喜村で党2議席は、議席占有率で33%、全国1となりました。
宜野湾市長選挙では及ばなかったものの、大宜味村長選挙で新たに「オ―ル沖縄」の友寄景善さんが勝利することができました。
沖縄では、参議院選挙に続き県知事選へのご支援をいただきましたが、引き続き、空白克服をめざす今帰仁村議選(9月18日投票)と、うるま市議選(10月2日投票)、そして「オール沖縄」市政の継承・発展めざし、豊見城市と那覇市の市長選挙が行われます。豊見城市長選挙(10月9日投票)では、現職の山川仁市長が2期目に挑戦、那覇市長選(10月23日投票)では、翁長雄治さん(新人・前県議)が初挑戦します。
大切な選挙が続きます。重ねてみなさんのご支援をお願いしまして、報告とお礼とさせていただきます。
